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美術家の言葉 |
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■ロスコが考える“芸術”と自身の役割について述べたものとして… 「1 われわれにとって芸術は見知らぬ世界への冒険である。その世界は喜んで危険を冒さんとするものによってのみ、探検されうるのである。 2 この想像力の世界は自由奔放であり、暴力的に常識に対立する 3 観客に彼のやり方ではなく、われわれのやり方で世界を見させることは、芸術家としてのわれわれの機能である 4 われわれは複雑な思考の単純な表現を好む。われわれは、それが曖昧でないもののインパクトをもっているから、大きな形象に賛成である。われわれは絵画の面を再び主張したい。われわれは平らな形態を好む。それらはイリュージョンを破壊し、真理を顕すからである 5 画家のあいだでは、なにを描こうと、よく描かれていればいいという考え方が一般に受け入れられている。これがアカデミズムの本質である。なにものについてでもないよき絵画などというものは存在しない。われわれは主題こそ肝心だと主張する。そして主題は、悲劇的で超時間的であるときに価値がある。これが、われわれがプリミティヴでアルカイックな芸術に精神的な近親性を主張する所以である」 1943年6月13日付 『ニューヨーク・タイムズ』 Rothko & Gottlieb,published in the New York Times,13 June 1943 ※6
■ロスコ自身が抽象の造形で注意していた、あるひとつのことについて… 「のちにコレクターのひとりから『色があなたにとって重要なのでしょうね』と聞かれたとき、ロスコはこう答えている。『いいえ、色ではなく寸法です』」 ※1
■自身が色彩を選択するときの暗喩を現すものとして… 「オレンジの色調は人生の幸福な側面、暗い青緑は暗雲や不安を意味します」 ※2
■巨大な画面の作品を制作する“必然性”ついて… 「親密な状態を創りだしたいからこそ、私は大画面を描くのです。大きな画面は、すばやく、あなたをその中に連れ込むのです」 ※3
■抽象表現を行ったことに潜む自身の願望を現すものとして… 「われわれはもっとも近代的で、もっとも古代的なものでありたい」 ※4
■現代の美術家が背負うものとして… 「すべてのプリミティブな表現はパワフルな力、直接的な恐怖の存在、自然的な世界の粗暴さを認めて受け入れることを生命の永遠の安全の欠如同様にあらわしている。これらの感情が今日、世界中の多くの人々によって経験されているということは不幸な事実である。そしてわれわれにとって、これらの感情をごまかしたり、避けたりする芸術は皮相であり、無意味である」 戦時中の1943年、アドルフ・ゴットリーフとともにラジオのインタビューに答えて Rothko&Gottlieb,"The Portrait and theModern Artist",1943,SP.pp.167-168.より引用 ※5
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言葉の流用・引用先文献 ※1 「小学館ウイークリーブック 週刊美術館 44 ポロック/ロスコ」 発行:小学館 2000 p19 ※2 同上 p22 ※3 『美術手帖 1978年8月号/特集 新しき絵画への胎動 抽象表現主義の形成期』発行:美術出版社 p86 ※4 対談 ロバート・C・ホツブス+藤枝晃雄 「個人的なあまりにも普遍的な業もの」 『美術手帖 1978年8月号/特集 新しき絵画への胎動 抽象表現主義の形成期』発行:美術出版社 p134 ※5,6 『神話なき世界の芸術家 バーネット・ニューマンの探求』... 著:多木浩二 発行:岩波書店 1994 |
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