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Gilbert and George |
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ギルバート&ジョージ |
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| 経歴 1942 ジョージはイングランド南西部デヴォン州プリマスで大工の家庭に生まれる。15歳に店員として働きつつ夜間の美術教室に通い、奨学金を得て地元の美術単科大学で学ぶ 1943 ギルバートはイタリア北部の山岳地帯ドローミティの村で靴職人の家庭に生まれる。17歳で最年少の学生としてミュンヘン芸術アカデミーに入学して学ぶ 1967 セント・マーティンズ美術学校彫刻専攻科で二人は出会う。ジョージは当時の前衛抽象彫刻ではなく、ダダ的な作品を制作しており、その作品をみたギルバートが声をかけた。 1968 ギルバート&ジョージとして、最初の展覧会?をロンドンのソーホー地区のサンドウィッチ・バーで開く。 1969 あらゆるものが彫刻であるという発想は、出した手紙が<郵便・彫刻/Post Sculpture>となり、やがて<生きる彫刻/Living Sculpture>を考案し、ロンドン市内にある美術学校の各地で実演(実施)。さらに“ハプニング”として発展<歌う彫刻/singing Sculpture>のパフォーマンスとして昇華する。これが圧倒的な話題となる。 1971 NYのソーホー、ソナベント画廊の開廊記念展として、アメリカでの初個展。ロンドン内での複数の個展開催 アムステルダムで写真のアッサンブラージュ(集合作品)作品を発表 1972 ローマで個展 1974 ローマのスペローネ画廊での個展から彩色した写真を使用。 1975 白と黒と赤の組み合わせの<新・写真・作品/New Photo-Pieces>シリーズを始める。作品も3×3、5×5などの平方根のグリッドで構成 日本での初個展。<生きる彫刻>のバリエーション<赤い彫刻/The Red Sculpture>を発表 1977 パネルと隣接するパネルとの間を空けない方式を採用。<汚い言葉/The Dirty Word>シリーズを発表 1980 アテネとNYで個展。黄色が使用され、翌年のロンドンでの個展では、青、緑などの他色を初めて使用した作品を発表 回顧展(アイントフォーフェン市立、デュッセンドルフ、ベルン、パリのポンピドゥ・センターなどの美術館) 1981 サンパウロ・ビエンナーレ出品 1982 作品が大型化。ドクメンタ7に出品。イギリスとアルゼンチンのフォークランド紛争勃発。<聖戦>という展覧会を開催 1984 ボルティモア美術館、ヒューストン現代美術館、ノートン美術館、翌年にNYのグッゲンハイム美術館で大規模回顧展が巡回 1986 ヨーロッパ各地で大規模回顧展が巡回。ターナー賞を受賞 1989 <エイズのために>と題した展覧会をロンドンで開催 1990 モスクワの中央芸術家会館で大規模展覧会を開催 1991 NYソナベント画廊20周年記念としてオープニング展を再現 1993 北京の中国美術館、上海美術館で展覧会 1994-95 ドイツでの新作展で<新・人糞・作品><糞まみれ・裸体・人間世界>を発表。その下劣さとタブーへの挑戦が話題に 1997 ミクロの世界(顕微鏡カメラで撮影された)を表出するが、引き出された元となったものは、唾液、精液、尿、血液など。 東京・セゾン美術館で回顧展
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<国内で見られる主な絵画・所蔵品>
彼らの作品は、決して“愛でられる”ものではありません。不気味で下劣で脅迫的で不快感を催すものかもしれません。しかし、アートを体現しているものなんですね。“趣味”の世界と決別しきってますし。 そして、彼らは、常に“先端の現代美術”なのです。常にその時代の問題提起を続ける。反社会のパンクであったり、フォークランド紛争時の聖戦であったり、エイズであったり、民主主義やその他の主義への挑戦であったり、DNAなどの遺伝子工学であったり(クローン羊のドリー?)。 まさに、その時代時代の今の問題と取り組んできた、時代と寝る、すべての人のためのアーティストです。 そのため、作品自体の力は時代と積み重ねとともに今後風化していくことは避けられないのでしょうが(その時代背景を知らないと喚起力は相当減少しますし、)、その行動は、時代を生きたアーティストの彫刻として、確たるポジショニングを今後も持つことになるのでしょう。(まるで故人のような言い方ですが) |
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より理解のための <ギルバート&ジョージ関連の書籍>
参考文献 「GILBERT and GEORGE ART for ALL 1971-1996/ギルバート&ジョージ 現代イギリス美術界の異才」 編集:セゾン美術館、林牧人、杉山悦子、真柄淳二、是枝開 発行:セゾン美術館 1997 『大阪市立近代美術館所蔵作品110選 絵画・彫刻編』 発行:大阪市立近代美術館 2000
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