Jean Fautrier


  

  ジャン・フォートリエ


  

  

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美術家DATA アンフォルメル 目次

美術家の言葉 目次

ism(美術運動)の証言 目次

絵画の制作技法・構造と効果 目次

経歴

1898 フランスのパリに生まれる。幼少時に1父が死去。一時祖母のアイルランドで暮らすが、10歳のときに祖母も亡くなり、母のいるロンドンへ転居。ロンドンのロイヤル・アカデミーに14歳で合格。

1917 召集を受けて帰国。英語が堪能なため、さまざまな任務につき、戦線で負傷

除隊後、パリにとどまる。ポール・ギョームらの知遇を得る

1923 はじめての個展

1930年代 すでにこの頃より、マチエールに対する徹底してこだわる作品を制作。1929には現代の古代洞窟壁画的な『横たわる裸婦』などを制作

複数の技法を用いる

ポール・ギョーム画廊などに作品を出品

1934-39 不況により、ポール・ギョームらからの援助も打ち切りとなる。パリからアルプス地方へと転居し、スキーの指導員、ナイト・クラブの経営などで生計を立て絵画から遠ざかる

第二次世界大戦中は、ナチスへの抵抗運動に参加したため、追われ、身を隠す。ナチスがパリに入城

1945 ドゥルーアン画廊で「人質展」を開催。レジスタンスの知識人より賞賛を集める。これは当時、彼の隠遁隠先のシャトネイ−マラブリイの精神病院に隣接した森の中で、捕虜たちがナチスに処刑されたことに憤り、制作を着手したといわれる(42年頃)

アンフォルメの原型ともいわれる。しかし、自身は実在する物の一部がなければ勘当はありえないとして、アンフォルメルという立場には否定的。なり、マティエールに徹底してこだわり、彫刻や石膏による塑像も制作

1950年頃からアンフォルメル運動の巨匠として注目を集める

1955 リヴ・ドロワット画廊で《物体》シリーズの個展を開催

 NYのシドニー・ジャニス画廊で回顧展

1956 リヴ・ドロワット画廊で《裸体》シリーズの個展を開催

1960 ヴェネツッア・ビエンナーレで大賞受賞

1964 死去

 

 

 

 

  

 

<国内で見られる主な絵画・所蔵品>

●大原美術館

制作年

人質/グワッシュ、石膏下地、紙、画布

1944

/グワッシュ、石膏下地、紙、画布

1959

●大阪市立近代美術館

 

 永遠の幸福

1958

●原美術館 ※同美術館のHPで作品画像が見られます

 

干渉

1963

●横浜美術館

 

無題

1956

●草月美術館

 

無題

1957

●富山県立近代美術館

 

 シーソーのシステム

1960

●池田20世紀美術館

 

驚いた表情の若い女性(彫刻)

1940

●徳島県立近代美術館

 

女(彫刻)

1940

●北九州市立美術館

 

無題

1958

●福岡市美術館

 

直方体

1959

 <国内で見られる主な版画・所蔵品>

●池田20世紀美術館

 

裸婦の習作/エッチング

1942

手のある人質/エッチング

1944

横たわる裸婦No.3.4

1944

 

  

 

より理解のために

green07_next.gif ジャン・フォートリエの「美術家の言葉」

 

参考文献

  「La Collection ポンピドー・コレクション展カタログ」編集発行:東京都現代美術館、朝日新聞社、テレビ朝日 1997

『パリ近代美術館展』 作品解説 中村隆夫 「アンフォルメルと叙情的抽象に対峙するレアリスム」  発行:アート・ライフ 1999

「現代美術の巨匠9 フォートリエ その生涯のエピソード」 著:藤枝晃雄 『美術手帖1968年9月号』発行:美術出版社 

「COLLECTION T」 発行:富山県立近代美術館

原美術館ホームページ ARTabase

「(財)池田20世紀美術館」 発行:池田20世紀美術館 昭和62

「大阪市立近代美術館所蔵作品110選 絵画・彫刻編」 発行:大阪市立近代美術館 2000

「大原美術館の120選」 発行:大原美術館 1980

「徳島県立近代美術館 所蔵作品選」 発行:徳島県立近代美術館 1995

 「北九州市立美術館コレクション 1974-1991 絵画」 発行:北九州市立美術館