美術家の言葉 red05_next.gif 20世紀中期具象(立体造形)>マリノ・マリーニ


  

  

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美術家DATA 20世紀中期具象 目次

美術家の言葉 目次

ism(美術運動)の証言 目次

絵画の制作技法・構造と効果 目次

 

マリノ・マリーニが自身の制作表現の基本に据えていたことを表すものとして…

「エジプト美術は大げさすぎるし、ギリシア美術は陽気すぎる。私は、エトルリアの血をひく自分を感じる…私の興味をひくのは、原初的なもの、基本的なものだ。エトリアル美術に深く心ひかれるのは、ただその性質が全く原初的であるからだ。

 真に原初的な性質とは、生命の暖かさを実に豊かに含んでいるので、何世紀もの間、絶えず発展しつつ、ひとりでに生き続けることができる。こういう訳で私はこうした人間の努力の根源を常に追い求めてきたのだ」 ※1

 

マリーニの代表的モティーフである騎馬像についての解説となるもの…

「私の騎馬像は、私たちの時代の世界を眺めた時の私の不安の象徴なのだ。馬たちはますます手に負えなくなり、騎手はだんだん馬を御せなくなってゆき、両者を圧倒する破局は、ポンペイとソドムを滅ぼしたものと全く変わらない」 ※2

 

立体造形作家でありながらも、俗にいう平面造形(絵画、版画など)を自身が行う意義について…

「私はいつも絵を描く必要を感じている。私が彫刻に着手するのは、その本質を絵画的に理解してからである。私にとって、あるかたちを想像することは、色彩を感得することと同じになりつつある。それは色彩のヴィジョンである。絵を描くことは、なにかしら完成された詩歌のなかに我が身を置くことであり、この何ものかが、制作において実現されるのである」 ※3

 

 

 


 

  

 

 

 

 

green07_next.gifマリノ・マリーニの「美術家DATA」

 マリノ・マリーニ関連の書籍

 

美術家の言葉の引用、流用先

※1〜3 『MARINO MARINI Etching and Lithographs 1919-1980』 日本語版監修:高橋幸次 編集:カルロ・コーエン&ジョルジュ・ネグロ(トリノ) カタログ:ジョルジョ&グイード・グァスタッラ(リヴォルノ) 発行:株式会社ショアウッド ジャパン 1991 限定版