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美術家DATA ミニマリスム、プロセスアート目次

美術家の言葉 目次

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コンセプチュアルアートという言葉を最初に公で使用したソル・ルウィットによる、コンセプチュアルアートの意味として…

 「コンセプチュアル・アートにおいては、観念あるいは概念が作品のもっとも重要な側面だ。作家がアートの概念的なかたちを扱う場合、すべてのプラン作りや決定はあらかじめなし終えており、実行はおざなりの行為にすぎないということだ。観念がアートを作る機械になる」(「コンセプチュアル・アートに関するパラグラフ」 著:ソル・ルウィット 『アート・フォーラム』 1967)※4

 

コンセプチュアルアートが他と最も異なる特徴というべきものとして…

 「コンセプチュアル・アート独自のというか、他と違う意味はとくに私は感じません。コンセプチュアル・アートにおいて直感の持つ意味というのは。ただし、コンセプチュアル・アートの場合は見る側、受け手の頭の中をすでにその段階で取り込んでいるというところが、独自かもしれません」 ※1

 

ソル・ルウィットの作品が“コンセプチュアルアート”のなかでも、その背後の概念、またはプログラムが非常に読みにくい理由…

 「いわゆるコンセプチュアルの運動には私は本当には関わっていなかった。むしろ抽象的な形、幾何学的な形を使って、それとは違う観念を生み出していた。とはいえ、哲学の澱んだ水につかる気はなかった」 ※3

 「概念芸術家たちは、合理主義者というよりもむしろ神秘主義者である。彼らは論理では到達できない結論へと飛躍する」 (『概念芸術についてのセンテンス』 著:ソル・ルウィット 1970)※5

 

当初は色彩を用いずにドローイング作品を制作し、後に色彩を使用するようになったルウィットにとって、色彩が果す役割をどのように考えているかのひとつとして…

 「ただ色だからといって、線とか、あるいは構造とか以上の感覚的な特別の何かを持っているとは言えないのではないでしょうか。線、構造と同じレヴェルの線感覚的な役割は持っているかもしれないけれども、それ以上のものを持っているとは思いません。色彩も同等だと思います。色の果す、感覚に訴える強度というものは」 ※2

 


 

  

 

 

 

green07_next.gif ソル・ルウィットの「美術家DATA」

 ソル・ルウィット関連の書籍

 

美術家の言葉の流用先、引用先

※1 「ルウィット・ユアセルフ」 対談:藤枝晃雄、ソル・ルウィット 『美術手帖1980年4月号』 p178―179

※2 同上 p180

※3 『岩波 世界の美術 コンセプチュアル・アート』 著:トニー・ゴドフリー 訳:木幡和枝 発行:岩波書店 2001 p153

※4 同上 p12に所収

※5 「ルウィット芸術の概念に関する誤謬」 著:藤枝晃雄  『美術手帖1980年4月号』 p197に所収