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美術家の言葉 |
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■バーバラ・クルーガーが作品制作に込めている意図と、作品の主要素である“写真”の扱い方についての考え方を現わしたもののひとつとして…… 「基本的には、わたしは社会的な力関係を変えたいと思っているの。そのなかでわたしが得意とする分野はイメージと言葉をあやつること。わたしはアートを見て育った人間ではない。写真を見ながら成長してきたんだと思うの。美術史の本を読むのが悪いといってるわけじゃないのよ。ただわたしの作品を見る人は、べつに美術史なんか関係ないと思っててかまわないということ。 暮らしのなかで出会う膨大な数の写真のことを考え直してみる必要があるんじゃないかとわたしは思うわけ。そういう写真を通じて、自分はなんで、誰なのか信じこまされている、という側面があるでしょう。そこのところさえわかっていればなんの問題もないのよ」 ※2
■クルーガー作品が追求していること、ともいえることとして…… 「『アート』という言葉を私はめったに使わない。私が興味があるのは、生と死とセックスと金と力。つまり人生を作り上げているものすべて。絵と言葉には、我々が誰であり、どうなるかということを教えてくれるパワーがある」 ※3
■作品の中で、しばしば登場する“おまえ”という言葉を使用することの、その意図について… 「『おまえ』について訪ねられたら、この『おまえ』は特定できないんだと答えることにしているの。それも見る人によって変わるんだとね。 見る側の人にも進んで作品に関わってきてほしい。あの『おまえ』というのは自分ではないとか、やっぱり自分のことだとか、自分ではないけど誰のことだか知っているとかね」※1
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<バーバラ・クルーガー関連の書籍>他の書籍もまじっていますが
美術家の言葉の引用、流用先 ※1 キャロル・スクィアーズ 訳:木下哲夫 「言葉の魔術師バーバラ・クルーガー」『美術手帖1989年4月号』 p177,179 ※2 同上 p188 ※3 『THE NOW ART BOOK』 監修:ヴァルデマー・ヤヌシャック テキスト:セリア・リッテルトン企画編集:資生堂企業文化部ザ・ギンザアートスペース『ル・ミレニュム』編集部 平山景子、豊田佳子、深井さえ子 発行:光琳社出版 1996 p92 |
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