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美術家の言葉>ドイツ・ロマン主義>カスパル・フリードリヒ |
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■フリードリヒ自身が扱うテーマについての解説となるものとして… 「問いがしばしば私に向けられる、なぜ君は絵画の対象にかくもしばしば死、無常、墓を選ぶのかと。いつか永遠にいきるために、人はしばしば死に身を委ねなければならないのだ」 Bekenntnisse S.101 ※1 「神的なものは至るところに、一粒の砂の中にもある」 ※2
■フリードリヒが考える絵画の創作態度、方向性を表すものとして… 「画家は目前にあるものだけでなく、君の心の内にあるものを描かなければならない。…君の肉眼を閉じることだ。先ず精神の眼をもって君の抱くイメージを見るために…」 ※3 「肉体の眼を閉じよ。そして君はまず精神の目で自己の像をみるのだ。それから、君が暗闇の中で見たものを明るみに出し、その像が他の人々に外から内へと逆に働きかけるようにせよ」 Bekenntnisse S.121 ※8 「芸術のただ一つの真実の源泉はわれわれの心である」 C.D.Friedrich,Bekenntnisse.Hrsg.von Egerlein.Leipzig 1924,S.121 ※6
■フリードリヒの個人的な性質、そして作品にまで反映しているひとつの考えを表すものとして… 「あなたは私を伴おうとしておられる。しかし、あなたのお気に召しているような私という人間は、あなたと同行しないでしょう。私は自然を完全に見つめ、感ずるために、一人でとどまり、自分が一人であることを知らねばならないのです。私は、私があるところのものであるために、私を取り囲むものに献身し、私の雲や岩と一つにならねばならないのです」 Vgl.Joukowskis Brief an Groβfurstin Alexandra Feodorowna von Ruβland vom 23.Juni 1821 a.a.O. ※9 「かつて私はウッテヴァルトの谷底で、一週間、岩と樅の木の間で暮らした。この間、私は誰一人生きている人間には会わなかった。実際、私は誰にもこの方法を勧めないし、私自身にも限度を越えたことであった」 (伝えられていること/1800年のまだ自身のスタイルが確立していないときのことを振り返って…) ※10 「君たちは私を人間嫌いという。私が人間社会を避けるがゆえに。それは思い違いだ。私は社会を愛している。ただ人間を憎まないために、私は交わりを絶たねばならないのだ」 ※4
■好んで描いた冬の積雪の中にフリードリヒが見ていたものについて… 「最高度の純粋性の神髄であり、その下で自然が新たな生のための準備しているもの」 Bekenntnisse S.203 ※7
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<フリードリヒ関連の書籍>
美術家の言葉の引用先、流用先文献 ※1,6〜10 『風景画家フリードリヒ』 著:ヘルベルト・フォン・アイネム 訳:藤縄千艸 発行:科書店 1991 ※2〜4 千足伸行 <精神の眼>による風景 ドイツ・ロマン主義の現代への問いかけ 「美術手帖 1978年3月号」 発行:美術出版社 |
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