Richard Serra


  

  リチャード・セラ


  

  

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経歴

 1939 アメリカ合衆国サンフランシスコに生まれる。製鉄所で働きながら、カリフォルニア大学バークレー校などで英文学を学ぶ。その後、イエール大学で絵画を学ぶ

 ステラ、ガストンら若手画家と知り合い、ジョセフ・アルバースの『色彩構成』の編集を手伝う

奨学金を得て欧州に2年間滞在

1966 ローマで初めての個展。生き物を檻に入れて展示する。

同年NYへ。工場で不要になったゴム貰い受け、それを素材とした《ベルト》などの制作を始める

1968 鉄工場で働いたことから、鉛や鉄などの素材を使用していくことになる。

 鉛板を巻いて制作した棒を傾けて、鉛板を壁面にとめた《つっかい棒》を発表

1969 美術家ジャスパー・ジョーンズのアトリエ内の壁面の隅で、立てかけた板に溶けた亜鉛をかけ、固まったところで板をとり、そのできごとの痕跡を形にした作品を制作

1970年代 都市の特定の場所に設置することを前提とした巨大な作品をてがけはじめる。空間を鋼鉄の内にとりこむ《回路》や《ターミナル》など。

1981 高さ3.6m、長さ36mの『傾いた弧』を制作。マンハッタンのダウンタウンのジェヴィッツ連邦ビル前に設置され、この作品の撤去を求める請願書署名運動が起こるスキャンダルに。

1985 合衆国調達庁が上記作品の撤去を決定

1987 彫刻プロジェクト・ミュンスター1987に、パロック建築の建物の前に、弧形の鉄板を向かい合わせにした《柱身 改築されたヨハン・コンラッド・シュラウン宮》を出品

1989 《傾いた弧》の撤去が決行される

1990年代 初期のゴムを素材とした作品の発想に立ち戻り、滴る液状のような形態の鋼鉄作品を制作。

1997 《ねじった長円》制作。第二次世界大戦時に軍艦建造用として作られ、現在唯一現存する機械によって、16トンもの鋼鉄を折り曲げている

 

 

  

 

<国内で見られる主な作品・所蔵品>

●北九州市立美術館

制作年

左角を左隅へ

1980-81

●滋賀県立近代美術館

 

床に立つ横長の長方形

1981

●国立国際美術館

 

My Curver not Mad/版画

1987

●大原美術館

 

ローザ・パーク/スクリーンプリント

1987

●原美術館

 

マルカムX/リトグラフ

1981

 

 

  

 

より理解のために

green07_next.gif リチャード・セラの「美術家の言葉」

リチャード・セラ関連の書籍

 

参考文献

『現代美術』 著:クラウス・ホネス 発行:タッシェン 1992

『現代美術 ウォーホル以後』  編:美術手帖編集部 発行:美術出版社 1990 

『語る芸術家たち―美術館の名画を見つめて』  著:マイケル・キメルマン 訳:木下哲夫 発行:淡交社 2002  

「美術手帖1987年9月号 特集 ドクメンタ8速報」 発行:美術出版社

「美術手帖1979年4月号 特集 現代美術の部屋」 発行:美術出版社

原美術館ホームページ ARTabase

 国立国際美術館ホームページ