Ker-Xavier Roussel


  

  ケル=グザヴィエ・ルーセル


  

  

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絵画の制作技法・構造と効果 目次

経歴

1867 フランスのロリー・レ・メッスで医師の家庭に生まれる

リセ・コンドルセでヴュイヤールと知り合い、その後アカデミー・ジュリアンで学ぶ

1888 アカデミー・ジュリアンで先輩のセリュジエをとおし、ランソン、ヴュイアール、ボナールらと共にナビ派を結成

1900 静物、風俗などから神話的主題に移行。牧神やニンフなどがいる風景を描きはじめる

1905 ドニとともに南仏のセザンヌを訪ね滞在。

色彩に明るくなり、独自の様式に到達。あくまでも装飾的表現による、陽光(色彩)による神話風景画

1913 シャンゼリゼ劇場の装飾を行う

 

1937 シャイヨー宮、ジュネーブのパレ・デ・ナシオンの装飾を手掛ける

1944 死去

 

 

 

  

 

 

 

  

 

 ナビ派のなかではヴュイヤールとともに、もっとも抽象画の領域近くまで踏み込んだルーセル。その単純化されたフォルムと限られた色域は、南仏のセザンヌを訪ねてから変化。

 色彩は多彩で明るくなり、健康的な神話を描くことになります。しかし、装飾的な描き方で神話を描く必要がどこにあったのでしょうか?

 自分たちの時代の神話を自分たちの時代の技法で描くのであれば、非常に納得できるのですが…。

 となれば神話を現代に再構築するという野心がそこにあったのでしょう。いや、アイデアといった方が良いかもしれません。そうしたジャンルを作ることで、自身の仕事を作りだしたのです。他のナビ派のメンバーも20世紀に入るとナビ派の考えから離れ、独自の道を探るしかない状況にあったのですから。

 

参考文献

 

 「美術手帖 1976年1月号 特集 ナビ派−−色彩の預言者たち」 コラム 著:末永照和 発行:美術出版社

「オルセー美術館展1999 19世紀の夢と現実」 編集:高橋明也 発行:日本経済新聞社 1999

「オルセー美術館展 モデルニテ−−パリ・近代の誕生」 編集:高橋明也、日本経済新聞社 発行:日本経済新聞社 1996