Joan Miro


  

  ジョアン・ミロ


  

  

トップページ/ピースフルアートランドびそう

美術家DATA シュルレアリスム目次

美術家の言葉 目次

ism(美術運動)の証言 目次

絵画の制作技法・構造と効果 目次

経歴

 1893 スペインのバルセロナで宝石類の細工や時計製造職人の家庭に生まれる。商業学校を卒業後、見習い会計士として就職も、病気に。長期の療養生活になる。その後、美術学校(私塾の画塾)で学ぶ

1918 ダルマウ画廊で初めての個展

1919 パリ旅行。初めて前衛美術にふれる。ピカソらに会う。細密描写時代。

1920 渡仏。経済難で食事もままならず。唯一付き合いのあった友人を通して、ダダ運動の代表者でもあるトリスタン・ツァラ、マックス・ジャコブらに初めて会う。ダダ運動に参加

1921 ラ・リコルヌ画廊での個展は失敗。絵は一枚も売れず。一時、モンロチに戻る。

1922 初期の代表作『農園』を制作。写実的な絵画制作を行う最後の年となる

1923 記号的な絵画の制作を始める。『耕地』制作。ボクシングを通じてヘミングウェイと知り合う

1924 アンドレ・プルトンがシュルレアリスム運動を起こす

1925 「シュルレアリスム革命」誌に、作品が掲載される。シュルレアリスムの絵画展に参加。ピエール・ローブ画廊で個展が成功

1926 ロシア・パレエ団の「ロミオとジュリエット」の舞台装飾をマックス・エルンストと共同制作

1928 オランダ旅行。『オランダの室内T』等を制作。古典となった巨匠の作品からインスピレーションを得た作品を数多く制作していく

1929 ピラール・ジュン・コーサと結婚。しかし、その後、しばらくの間、表現の危機に陥る。31年まで絵画を制作せず

1930 パリのピエール画廊、ブリュッセルのゴーマン画廊で個展。また初めてアメリカで個展開催(NYのヴァレンタイン画廊)

1931 ピエール画廊でオブジェ彫刻展

1932 ピエール・コル画廊でモンロチで描いた小さな油彩群を発表

1933 エッチングを初めて手掛ける。コラージュ的絵画を手掛ける

スペイン内戦前の不安も現れた暗く悪夢的な絵画を制作

1936 スペイン内戦が勃発し、フランスに亡命。パリへ。印象派美術館の「現代スペイン絵画」展に出品

1937 グランド・ショーミエールのデッサン教室に入室。生きたモデルに直面し、フォルムをとりもどす契機となる。アトリエを持たないため、ピエール画廊の中二階で制作も行う。パリ万博のスペイン共和国館のために『刈り入れ人』を制作

1939 ノルマンディ海岸べりの小さな村に転居

1940 代表作である『星座』シリーズの制作を始める。独自の造形言語が成立していく。ドイツ軍侵攻のため、スペイン・マヨルカ島に

1941 ニューヨーク近代美術館で初の大回顧展

1942 スペインのバルセロナに戻る

1945 NYのピエール・マティス画廊で個展

1947 初めてアメリカへ。シンシナティの高層ビル内レストランの大壁画を制作。マーグ画廊のシュルレアリスト展に出品

1948 パリのマーグ画廊で個展。

1950 木版画を初めて制作。翌年にかけてハーバート大学以来の大壁画制作

1953 パリのマーグ画廊、NYのピエール・マティス画廊で個展

1954 ヴェネツッア・ビエンナーレの版画部門国際大賞受賞。

 1956 パルマに移住。大きなアトリエでの制作が可能となる

1957 ユネスコ本部のためにロレンス・イ・アルティガスと共同で『太陽の壁』『月の壁』を制作

1959 NY近代美術館で回顧展。グッゲンハイム財団国際大賞受賞

1962 パリ国立近代美術館で大規模代表作品展

1964 ロンドンのテート・ギャラリーとチューリヒ美術館で大回顧展

1966 日本で大回顧展

1967 カーネギー絵画賞受賞

1968 バルセロナの旧聖十字架病院で大回顧展

1970 大阪万博のために陶壁画制作

1971-72 シカゴ・アート・インスティテュート、ロンドンのへイワード・ギャラリー、チューリヒ美術館などて彫刻展。

1974 グラン・パレで絵画・彫刻・陶器の大回顧展、パリ市立近代美術館で大版画展

1975 ジョアン・ミロ財団 現代美術研究センターが正式にオープン。バルセロナのマーグ画廊で代表作品展

1978 マドリードで代表作品展。

1980 メキシコ近代美術館で回顧展。日本国内で絵画・素描展が巡回

1981 「ミラノのミロ」展がミラノの多くの会場で開催

1982 死去

 

 

 

 

  

 

<国内で見られる主な絵画・所蔵品>

●国立西洋美術館

制作年

絵画

1953

●横浜美術館

 

花と蝶/テンペラ

1922-23

●川村記念美術館

 

コンポジション/インク・グワッシュ・紙

1924

●池田20世紀美術館

 

海の前の人

1938

1970

●富山県立美術館

 

パイプを吸う男

1925

●岐阜県美術館

 

人と月

1950

●メナード美術館

 

女と鳥

1972

●三重県立美術館

 

女と鳥

1968

●国立国際美術館

 

無垢の笑い/陶板640枚

1969

●和歌山県立近代美術館

 

月の前の女と犬/ステンシル

1936

●大原美術館

 

夜のなかの女たち

1946

●徳島県立近代美術館

 

人物/彫刻・立体

1976

●福岡市美術館

 

ゴシック聖堂でオルガン演奏を聞いている踊り子

1945

●笠間日動美術館

 

夕焼けの光線の催眠術にかかり草原の草を食べる女

1955

●山形美術館

 

ポリデスム

1917

 <国内で見られる主な版画・所蔵品>

●富山県立近代美術館

 制作年

瀧口修造へのオマージュ/全3点

1970

詩画集「ミロへの讃歌」/全9点、リト

1973

●横浜美術館

 

岸壁の軌跡シリーズ(U、V、W、X、Y)ともにアクアチント、エッチング

1967

黒と赤のシリーズN0.8/エッチング

1938

●いわき市立美術館

 

左に向かう/アクアチント

1968

●池田20世紀美術館

 

 版画作品多数あり、

 

●高松市美術館

 

岸壁の軌道N/アクアチント

1967

  

 

 より理解のために

green07_next.gif ミロの「美術家の言葉」

green07_next.gifシュルレアリスムの「ismの証言」

ジョアン・ミロ関連の書籍

 

 参考文献

『現代美術の巨匠 ジョアン・ミロ』 著:ロサ・マリア・アレ 訳:佐和瑛子 発行:美術出版社 1988

『美術手帖 1977年5月号 特集 ミロのメタモルフォーズ /風土の摂理と造形の発見 著:神吉敬三 /コラージュ・絵画の殺戮・野生の絵画 著:小川栄二 /<星座>と開かれた謎 著:中山公男 /ミロをめぐる星座 著:山梨俊夫+本江邦夫』 発行:美術出版社 

「絵画を突き動かすも顔」展 発行・東京国立近代美術館 2000

『岩波世界の美術 ダダとシュルレアリスム』 著:マシュー・ゲール 訳:巖谷國士、塚原史 発行:岩波書店 2000

「いわき市立美術館コレクション100」発行:いわき市立美術館

「COLLECTION T」発行:富山県立近代美術館

 「池田20世紀美術館」発行:池田20世紀美術館 昭和62

「メナード美術館作品図録」発行:メナード美術館 1987

 「125の作品 三重県立美術館所蔵品」発行:三重県立美術館 1992

「国立国際美術館所蔵品目録 絵画篇」発行:国立国際美術館 平成5

「福岡市美術館所蔵品目録−近現代美術」発行:福岡市美術館 平成4年

「和歌山県立近代美術館所蔵作品選」発行:和歌山県立近代美術館 1994

 「大原美術館の120選」発行:大原美術館 1980

 「岐阜県美術館所蔵品目録」発行:岐阜県美術館 1882

「高松市美術館所蔵品図録」発行:高松市美術館 1988

「山形美術館作品集」発行:山形美術館 1992

「横浜美術館所蔵品目録T」発行:横浜美術館

「川村記念美術館図録」発行:川村記念美術館 1995