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Mario Merz |
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マリオ・メルツ |
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| 経歴 1925 イタリアのミラノで生まれる。トリノ大学で医学を学ぶ。 第二次世界大戦中に、反ファシズムグループに加わり投獄される。投獄中に爆撃で監獄が破壊され、そこから這い出したときに見た、あたり一面の瓦礫の山という廃墟がその後の作品制作にも影響を与えていく 戦後、一時期パリに滞在 1949 紙の上から筆を一度も離さずに描く連続的ドローイングを開始 1954 トリノのブッソラ画廊で初めての個展 1960年代前半まで 厚塗りの絵画作品を制作 1962 トリノの形象美術協会で個展 1960年代半頃より、日用品や新聞などを使用したネオ・ダダ風の作品を制作 1966 スペローネ画廊で個展。蛍光管とレインコートを組み合わせた作品を制作 1967 イヌイットの小屋の形をした半球体の《イグルー》シリーズの制作を開始 《イグルー》は、その土地に根付いた形態を示すものとなる 1968 イタリアのボローニャなどで開催された「貧しい芸術展」に出品 黄土によって作ったブロックを積み上げた上にネオンを取り付けたイグルーの《あなたを隠すオブジェ》を制作 1969 アムステルダム市立美術館での「丸い穴の四角い札」展に出品 1970 自然から得られる無限に展開していく数列のフィボナッチ級数を用いた作品の制作をはじめる 1972 その数字を用いた《オートバイ》を制作。オートバイが壁面に垂直に設置され、後部方向には平行にネオン館による煙が作られる。この煙に当たる部分がフィボナッチ級数で表現されている 《フィナボッチ数列の鰐》も同様の仕掛け 1977 絵画制作を中心とする。アンフォルメル的な様式 1982 ドクメンタ7に《小川とイーグル(丸屋根の小屋》を出品。小川にまたがったイーグルを制作。このイーグルは断片を骨組みの上に立てかけたり差し込んだりして作りあげたもの 1987 彫刻プロジェクト・ミュンスター1987に参加。動物園の鷲の檻であった中に(セメントによって作られた断崖の一部がある)三角形の赤の金属版をたてかけ、そこにグラスを縦一列につなげた《視覚的水準》を設置 1997 第47回ヴェネツィア・ビエンナーレのイタリア館「未来・現在・過去」館に、フレームをむきだしにしたイグルーを出品 2003 高松宮殿下記念世界文化賞の彫刻部門で受賞 同年、死去
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より理解のために ●メルツの作品を理解するうえで… フィナボッチは、アラビア式数学の筆算法の原理を普及させた数学者。ウサギの生殖を観察することから生まれたのが「フィナボッチ数列」であり、各数字がその前の二つの数字の和に等しくなる数列理論 0,1,1,2,3,5,8,13…と展開していく(正式にはUn=Un−1+Un−2 (nに2,3,4と代入していく) の数列)。自然界でよく見られる配列 <マリオ・メルツ関連の書籍>
参考文献 『イタリア美術 1945―1995 見えるものと見えないもの』 編集:拝戸雅彦、牧野研一郎、平野千枝子、藤井亜紀、小田るな、児島やよい、小沢有子 発行:愛知県美術館、東京都現代美術館、米子市美術館、広島市現代美術館、ナンジョウアンドアソシエイツ 1997 『現代美術事典 アンフォルメルからニュー・ペインティングまで』 監修:中原佑介 編:美術出版社 発行:美術出版社 1984 「ポンピドー・コレクション展」 編集・発行:東京都現代美術館、朝日新聞社、テレビ朝日 1997 「美術手帖1982年10月号 特集:ドクメンタ7」 発行:美術出版社 「美術手帖1987年9月号 特集 ドクメンタ8速報」 発行:美術出版社 「美術手帖1979年4月号 特集 現代美術の部屋」 発行:美術出版社 「美術手帖1997年9月号 特集 現代アートの祭典 国際美術展リポート’97」 発行:美術出版社
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