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Anselm Kiefer |
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アンゼルム・キーファー |
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経歴 1945 ドイツのドナウエッシンゲンに生まれる。最初は法律を学ぶがやがて美術家を志し、カールスルーエ美術大学で、ホルスト・アンテスに学ぶ。 1969 カールスルーエ カイザープラッツ画廊で初めての個展。イタリアを経てスイスとフランスを旅行 1970 デュッセルドルフ国立美術学校でヨーゼフ・ボイスに師事。約2年間。熱心に講義を受けたといわれる。 1973 『ドイツ精神の英雄』を制作。翌年には『描くこと焼き払うこと』『ネロが描く』を制作し、はやくも独自の絵画世界を展開 1975 ナチス・ドイツの記憶を思い起こさせる「トド作戦」展を開催 1977 カッセルのドクメンタYに参加 1980 ヴェネツッア・ビエンナーレに参加 1981 ロンドン王立美術協会の「ア・ニュー・スピリット・イン・ペインティング展」とケルンの「西欧美術」展に出品 1982 カッセルのドクメンタZに参加 1984 パリ市立現代美術館、デュッセルドル市立美術館、フイスラエル美術館などで個展。『二グレド』を制作 1985 ロンドン王立美術協会主催の「二十世紀のドイツ美術−絵画と彫刻 1905〜1985」展に出品。ベルリンのナショナル・ギャラリーの「西ドイツの美術 1945−1985」展に出品 1986-87 アムステルダム市立美術館で展覧会。 1987 ドクメンタ8に参加。代表作の一つとなった《オシリスとイシス、破壊と統一》や本仕立ての作品を出品 1990 ステデリック美術館の「エネジー展」に灰と化したかと見える戦闘機のインスタレーション《Voyage au bout de la nuit》を出品 1993 日本のセゾン美術館、佐賀町駅時ビットスペースで回顧展
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<国内で見られる主な作品・所蔵品>
キーファーの“悪意”は、ナチス・ドイツとの記憶に関わるものとして指摘されますが(その点、日本も同等の歴史を背負っている訳ですが)、ナチスはヨーロッパにとって特に忌まわしい記憶であるだけに過敏すぎる側面もあるのでは(当時の作戦の名称を作品タイトルの一部にもってきたりするのはより刺激が強い?)。冷静に見るまでもなく、これまでの人類の歴史は戦争の歴史でもあるのですから。そういうと非常に配慮が足りない、ということになるのでしょうが…。 キーファーは、抽象やミニマルになった絵画に主題の力を取り戻しています。たしかに、荒涼とした作品からは、ある種の高揚感を振りまいていますし(私は相当に感じますが)、それを戦争の延長線上にあるプロバカンダに傾いているととらえるのであれば、確かに“危険”とはいえるでしょう。でも、芸術は別に、社会の明るい面やポジティブな面だけを描くものではありません。 そうした忌まわしい記憶だからこそ、封印して奥底にしまいこんでおくのではなく、その事実を風化させずに反芻するためにも、あえてそうした作品を制作する意義はあったのではないでしょうか? あなたは、ファシストのある部分を絶対にもたないと言い切れますか? キーファーのそれらの作品群は主題を持つものですから、それを読み解くためには、現在のわれわれは、その当時の歴史を調べないとわからないことが非常に多い。そして調べることによって、我々はその“記憶”にいたる社会情勢などを知ることによって、“危険”を回避するすべをも学ぶことができると、私は思いますが…。
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より理解のために <アンゼルム・キーファー関連の書籍>
参考文献 中村敬治「アンゼルム・キーファー 暗黒絵画」<海外展覧会> 『美術手帖 1988年5月号』 発行:美術出版社 「美術手帖 1989年 特集 アンゼルム・キーファー」発行:美術出版社 「アンゼルム・キーファー 悪意と希望の最大公約数」、『現代美術 ウォーホル以後』 発行:美術出版社 1990 『現代美術』 著:クラウス・ホネス 発行:タッシェン 1992 「La Collection ポンピドー・コレクション展カタログ」編集発行:東京都現代美術館、朝日新聞社、テレビ朝日 1997 「美術手帖1997年11月号 特集 インスタレーション 表現空間の変遷」 発行:美術出版社 「美術手帖1987年9月号 特集 ドクメンタ8速報」 発行:美術出版社 「美術手帖1997年11月号 特集 インスタレーション 表現空間の変遷」 発行:美術出版社 「大阪市立近代美術館 所蔵作品110選 絵画・彫刻編」 発行:大阪市立近代美術館 2000 「名古屋市美術館所蔵作品総目録」 発行:名古屋市美術館 1999 原美術館ホームページ ARTabase
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