Jasper Johns


  

  ジャスパー・ジョーンズ


  

  

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美術家DATA ネオ・ダダ 目次

美術家の言葉 目次

ism(美術運動)の証言 目次

絵画の制作技法・構造と効果 目次

経歴

 1930 アメリカのジョージア州オーガスタで生まれる。両親の離婚後、南カルフォルニアへ。短期間サウスカロライナ大学で学ぶ。奨学金を得てニューヨークの商業美術学校で学ぶも途中で退学。

徴兵されて2年間軍隊に入り、陸軍兵として日本の仙台に駐屯経験あり。

1952 NYへ戻る。

1954 ラウシェンバーグとともにティファニーなどのウィンドゥ・ディスプレイなどの仕事を行う。

1957 ジューイッシュ美術館での「ニューヨーク派の美術家たち・第二世代」展に出品。レオ・カステリに認められ、同画廊のグループ展に出品。

1958 上記画廊で初めての個展。以後、定期的に同画廊で個展。

ニューヨーク近代美術館が2作品を買い上げ。ピッツバーグ・ビエンナーレ現代絵画彫刻国際展で国際賞受賞。

1964 ジューイッシュ美術館で回顧展。ロンドンのホワイト・チャペル画廊で回顧展

1973 オークションで「二重の白い地図」が24万ドルで落札。アメリカ現存画家のレコードに。

1977 ホイットニー美術館で大規模回顧展。ヨーロッパと日本も巡回。

1988 ヴェネッツア・ビエンナーレでグランプリ受賞

1990 ブッシュ大統領より芸術大賞授与。

 

 

 

  

 

<国内で見られる主な絵画・所蔵品>

●セゾン現代美術館

制作年

アルファベット/コラージュ、油彩

1960-62

薄雪/蜜蝋

1982

 ●富山県立近代美術館

 

 消失U

1962

 ●大原美術館

 

 黒い数字/クレヨン・紙

1958

灰色の国旗/蜜蝋

1957

 ●大川美術館

 

 夏の批評家/エンボスアセテート紙

1966

 作品/セリグラフィ

1979

●原美術館

 

0から9まで/鉛レリーフ

1976

●国立国際美術館

 

旗/立体

1960―69

パン/立体

1969

電球/立体

1969

0から9/立体

1970

●直島コンテンポラリー・アート・ミュージアム

 

ホワイト・アルファベット

1968

<国内で見られる主な版画作品・所蔵品> 

●セゾン現代美術館

 制作年

電球/鉛レリーフ

1969

パン/鉛レリーフ、油彩

1969

ハイスクール・デイズ/鉛レリーフ、鏡

1969

カラーナンバー0〜9(全10点)/リト

1969

ダッチ・ワイフ/シルク

1977

他にも版画作品は多数あります。

 

●横浜美術館

 

スクリーン・ピース/シルク

1972

標的/シルク

1974

フラッグスU/シルク

1973

うすゆき/シルク

1982

●原美術館

 

ウスユキ/和紙にシルク

1981

四季/エッチング

1989

●山梨県立美術館

 

腹話術師/彩色リト

1986

USUYUKI/スクリーンプリント

1980

●いわき市立美術館

 

カラーナンバー0〜9(全10枚1組)/リト

1969-70

●滋賀県立近代美術館

 

ターゲット/リト

1960

ナンバーズ/リト

1967

おとりU/リト

1971-73

NO/リト、コラージュ

1969

ウォッチマン/リト

1967

●和歌山県立近代美術館

 

ファースト・エッチングス(全8点)

1967-68

●国立国際美術館

 

標的

1974

●広島市現代美術館

 

白黒数字0〜9(全10点)/リト

1968

●高松市美術館

 

ファースト・エッチングス(全8点)

1967

フラッグU/リト

1960

ファースト・エッチングス、セカンド・ステイト(全8点)

1967-69

 

  

 

 より理解のための

green07_next.gif ジャスパー・ジョーンズの「美術家の言葉」

デュシャンは「芸術とは?」という非常に広い概念に拮抗していましたが、ジョーンズは「絵画とは?」いう枠内での拮抗といえるかもしれません。そしてジョーンズはあくまでも「これは芸術ではない!」とはいえない範囲内で活動していることが(色彩やマチエールなどを残している)、より広い理解と評価を得られ、作品がとてつもない高値を記録しえたのかもしれません

 旗というオブジェの絵画や、数字という記号のカウントの運動の表現に成功し、絵画の物体としての可能性を押し広げています。

 ちなみに、さまざまな抽象的絵画のキャンバスを並列させることでひとつの作品とした制作活動は、シュールレアリストが行っていた集団的自動法(異なる複数の個人が、分節の異なる部分を、自分のイメージの単語を出してつなげる…たとえば、…豊満な・爆撃機は・正午に・夢を・待ちつづける/)によるイメージ育成の絵画版ともいえるようです。

ジャスパー・ジョーンズ関連の書籍

 

 リトグラフ集 「色の中の姿」1969

挿絵 ベケット著作「フォイラデス/フィッツルズ」刊行 1976 33点のエッチングあり

ジェミナイより1975の作品「無題」に基づくリトグラフの連作を刊行

 参考文献

 「講談社版 現代美術8 ジャスパー・ジョーンズ」発行・講談社 1993

「美術手帖」 1978年9月号 特集/ジャスパー・ジョーンズ

「セゾン現代美術館 所蔵品図録」発行:セゾン現代美術館 1990

「いわき市立美術館コレクション100」発行:いわき市立美術館

「COLLECTION T」発行:富山県立近代美術館

「山梨県立美術館蔵品抄」発行:山梨県立美術館 1990

「滋賀県立近代美術館名品選 現代美術」発行:滋賀県立近代美術館 平成6

「和歌山県立近代美術館所蔵作品選」発行:和歌山県立近代美術館 1994

 「広島市現代美術館所蔵作品図録」発行:広島市現代美術館 1989

「大原美術館の120選」発行:大原美術館 1980

「高松市美術館所蔵品図録」発行:高松市美術館 1988

「大川美術館所蔵192選」発行:大川美術館 平成元年

「横浜美術館所蔵品目録T」

国立国際美術館 HPコレクション

原美術館 HP ARTabase