Hans Hartung


  

  ハンス・アルトゥング


  

  

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美術家DATAアンフォルメル、コブラ目次

美術家の言葉 目次

ism(美術運動)の証言 目次

絵画の制作技法・構造と効果 目次

経歴

1904 ドイツのライプツィヒに生まれる。ドレンデンの高校時代にレンブラント、ゴヤ、グレコらに親しみ、ライプツィヒの美術学校とドレスデンのアカデミーで学ぶ

ドイツ表現主義やカンディンスキー、クレーらから影響を受けて抽象表現的作品を制作

1922 インクと木炭のデッサンによる表現主義的抽象スタイルという独創的な様式の実験をはじめる

1925 ドレスデンのアカデミーで絵画を学ぶ

1926〜 フランス、ドイツ、スペインなどを転々とする

1934 シリーズの制作をはじめる。それ以後、年号とシリーズごとに作品番号をつけはじめる

1935 ドイツ国内でのナチスの台頭に嫌気がさし、パリへ移住。

第二次世界大戦では外人部隊に参加し、右足を負傷し切断する

1941 フランスに帰化。美学と数学の関係を求めた表現主義的手法の抽象作品の様式を確立していく

1947 リディア・コンティ画廊で初めての個展開催

 1951 美術評論家タピエが組織した「激情の対決展」に出品

サロン・ド・メやサロン・ド・レアリテ・ヌーヴェルに定期的に作品を発表

 1989 死去

 

 

  

 

 <国内で見られる主な作品・所蔵品>

●大原美術館

制作年

T1948―16

1948

T1964―R23/ビニール絵具

1964

 

  

 

 アルトゥング作品の手による身振りの痕跡から何がつかめるか? 

 緊張した線や、タッチがすっと抜けていく開放感。書道に似ている? 書は、文字の形と文字自体の意味のバランスがキーとなりますが…。アルトゥングの場合には、タイトルにも画面にも意味を探るものがありません。そして色彩も限定された狭いもの。

 こうしたなかに、どれほどの意味と視点が持ちえるのか? ここから生の不条理性を読み取ることは、さらにその作品自体のはかなさ、制作行為自体をも汲み取っていく必要があるのかもしれません

 

参考文献

 「La Collection ポンピドー・コレクション展カタログ」編集発行:東京都現代美術館、朝日新聞社、テレビ朝日 1997

 「パリのカフェと画家たち展 モンマルトル、モンパルナス、サン=ジェルマン=デ=プレ」 フランス側監修:シルヴィー・ビュイッソン、日本側監修:中村隆夫 発行:読売新聞社 1999

  「身体と表現 1920−1980 ポンビドゥーセンター所蔵作品から」 編集:東京国立近代美術館、市川政憲、千葉成夫、中村和雄 発行:NHK、NHKプロモーション 1996

 大原美術館 所蔵品 西洋の絵画と彫刻 HP