デュビュッフェ・ジャン(Jean Dubuffet)

人物

1901年7月31日~1985年5月12日

フランスの画家、彫刻家。ル・アーヴルに生れ、パリで歿。

略歴

41歳まで家業の葡萄酒業に従事したのち、絵画に専念。サロン的な美術を否定した、粗暴な人間像を描いて、アンフォルメルの源流を形づくった。

狂人、霊媒などの描いた<生の芸術>(アール・ブリュット L'art brut、仏)を評価し、真の人間性を失わせる<文化的芸術>を告発し続けている。

1966年以降は彫刻あるいはオブジェ制作をも手がける。

代表作

代表作に『冬の庭』がある。著述も多い。

出典・参考文献:『新潮 世界美術辞典』新潮社(1985年)