|
||||||||||||||||||||||||
Cesar |
|
セザール |
|
|
||||||||||||||||||||
|
経歴 1921 マルセーユで生まれる。マルセーユ美術学校に通った後、パリのエコール・デ・ボザールで学ぶ 仲間の一人であったジャコメッティの彫刻に触発されて、伝統的素材から離れる 1947 鉄の針金による「人物」などの作品を制作 1953 鉄屑を溶接してアッサンブラージュの作品を作りはじめる 1954 《魚》がコラボ賞を受賞し、翌年、パリ国立近代美術館に収蔵される 1958 結婚 1959 《箱》シリーズを制作。ドクメンタ2に参加 1960 ヌーヴォー・レアリスムの運動に参加。《圧縮》シリーズの制作を開始 サロン・ド・メに自動車を圧縮した作品を出品し、スキャンダルを引き起こす 1961 NYのサイデンバーグ画廊で個展。ロンドン、パリ、ミラノ、NYの展覧会に作品を出品 1962 パリ装飾美術館での展覧会に出品 1964 ドクメンタ3に参加 1965 クロード・ベルナール画廊で「手」展。自分の親指を拡大した作品を出品 1966 アムステルダム、カンヌ、ローマ、マルセイユなどで個展 1967 エクスパッション(膨張)のシリーズ作品を制作。 圧縮とは正反対の外へ広がる力を合成樹脂を素材に展開 サンパウロ・ビエンナーレで回顧展 1970 パリ国立美術学校アトリエ主任教授に任命される 1971 宝石のコンプレッション(圧縮)を制作。また、プラスチックの圧縮の個展を各地で開催。 第6回彫刻ビエンナーレに参加 1974 ミラノで回顧展 1976 セザール彫刻回顧展がヨーロッパで巡回。 ジーンズや木材などの素材の圧縮も行う 1982 来日。東京で《Tokyo・圧縮》《イエス・コーク》を制作。西武美術館でセザール彫刻展を開催
|
|
<国内で見られる主な作品・所蔵品>
|
|
セザールは、さまざまな技法を使用して作品を制作しましたが、その偉大さは、やはり《コンプレッション(圧縮)》を試みたこと。 自動車やバイクを(ある部分の場合も)機械によって、立方体にプレスする。見た目のインパクトの強さ、そしてよくいわれる、「これがアートなの?」という議論 圧縮された作品を前に、私たちは部分部分に残る自動車のイメージを想起しながら、まったく別のものを見ます。誰もが良く知っているイメージが変容されて提示される、そのギャップに新たな視点が見つけられるはずです。 もしかすると、高校の同窓会に10年ぶりに出席したときの、あなたの記憶に残っているクラスメートと現在のクラスメートを見た時のあなたの心境?も近いものがあるかもしれません。その時、あなたが気づくことがあるでしょ…(まぁ、そんな一面もこの作品にはあるということです)
参考文献 「セザール彫刻展図録」 編集・発行:西武美術館 1982 「身体と表現 1920−1980 ポンビドゥーセンター所蔵作品から」 編集:東京国立近代美術館、市川政憲、千葉成夫、中村和雄 発行:NHK、NHKプロモーション 1996 p196 「所蔵品図録 セゾン現代美術館」 発行:セゾン現代美術館 1990
|
||||||||||||||||||||