Joshua Reynolds


  

  ジョシュア・レノルズ(レイノルズ)


  

 

 

トップページ/ピースフルアートランドびそう

美術と近代社会史 英国18世紀中末

美術家DATA 目次

美術家の言葉 目次

ism(美術運動)の証言 目次

絵画の制作技法・構造と効果 目次

経歴

1723 イギリス、デヴォンシャーの牧師(聖職者)の家庭に生まれる。

17歳のときに肖像画のトマス・ハドソンに師事。3年で工房を去る。

1749 海軍軍隊指揮官キャプテン・ケッペルに連れられてイタリア遊学へ。

1750〜52 イタリアに滞在

1753 帰国し、ロンドンに工房を開く。それと同時に多くの注文を得る。

毎日制作を行い、多いときには1年で150名の肖像画の注文をこなしたという。

また、子供の肖像画を描くことを好み、アトリエの子供を楽しませるために物語などを語り、またときには遊び、子供たちと同じ言葉を使用したという。

1768  ロイヤル・アカデミー開設。初代会長に就任。

その後、学生を前にした「講演」活動を続ける。

1793 死去

 

 

 

  

 

<国内で見られる主な絵画・所蔵品>

●郡山市立美術館

制作年

キティ・フィッシャーの肖像習作

1759−67頃

エグリントン侯爵夫人、ジューンの肖像

1777

●東京富士美術館

 

少女と犬

1780頃

 

 

  

 

 

 保守的なイメージでとられるレノルズですが(実際そうなのですが)、それでも、それ以前のイギリス絵画にはなかった荘厳様式(グランドマナー)を導入して歴史画の伝統を確立しようと考えていました。なかなか理想と現実が噛み合わなかったようですが…。

彼が描いた肖像画は男女とも、とても美形であり、男性はより高貴、子供たちはとても愛らしい…

…と今の時代の我々が思うように、当時の注文主たちもそう思った。もちろん、レノルズがそのように美化して描いたわけです。だから社交界でとてつもなく人気があったわけです。

確かにあんなに美形に描いてくれるのなら、自分も1枚ぐらい…と思うのは人間心理でしょうか

 

参考文献

「朝日美術鑑賞講座5 名画の見どころ、読みどころ 18世紀 ロココ絵画」 解説 近藤昭/大沢寛三/早川博明/大野芳材 発行:朝日新聞社 1992

「ロー・コレクション 西洋絵画500年の巨匠たち展」 監修:マルク・レステリーニ、千足伸行 発行:潟Aート・ライフ

「西洋美術館」 近代T 編集委員 千足伸行 発行:小学館 1999