Thomas Gainsborough


  

  トマス・ゲインズボロ


  

  

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美術と近代社会史 英国18世紀中末

美術家DATA 目次

美術家の言葉 目次

ism(美術運動)の証言 目次

絵画の制作技法・構造と効果 目次

経歴

1727 イギリスのサフォークに生まれる。

1740〜48 ロンドンに滞在しユベール・グラヴロに学ぶ。46にはマーガレット・バーと結婚。夫人の肖像画も数多く残されている。

1759までは、小さなサイズのオランダ風の作品を描く。

それ以降は、等身大の肖像画や風景画を描く。

1760年代は全身肖像画を描き、社交界の肖像画家ともなる。

ロイヤル・アカデミー創立会員。

1774 名声を得、王族や貴族の公的な肖像画を多数描く。

一方、家族や友人を描いた肖像は、簡潔な躍動感のあるものであり、注文制作と技法もかなり異なる。

 1780 王室から肖像の依頼を受ける

1788 死去

 

 

 

  

 

<国内で見られる主な絵画・所蔵品>

●郡山市立美術館

制作年

荷馬車のいる丘陵地帯の森の風景

1745−46頃

オース夫人の肖像

1767

牧夫と牛のいる森の風景(鉛筆・紙)

1758頃

●東京富士美術館

 

田舎家の前の人々

1772−73

 

  

 

 

 肖像画家として著名ですが、あくまでも風景・自然の中にある(ともにある)肖像画を描いています。

その風景は、イギリス風景画の巨匠であるコンスタブルも敬愛するほどです。ちょっと戯曲化された人物だけでなく、その背景(いや、この場合には実は本題なのかも)の風景にも注目してみてください。

もちろん肖像も、そのポーズや配置関係、風景との色彩対比などにより、いろんな意味づけがなされたりしています。

「肖像画は金のため、風景は自分のために描く」といったとかいわないとか。率直な自信家な人柄でもあったのでしょう。

 

参考文献

「ロー・コレクション 西洋絵画500年の巨匠たち展」 監修:マルク・レステリーニ、千足伸行 発行:潟Aート・ライフ

「ダリッチ美術館所蔵 ルーベンスとバロック絵画の巨匠たち」カタログ 監修:千足伸行 発行:「ダリッチ美術館所蔵 ルーベンスとバロック絵画の巨匠たち」カタログ委員会 1999

 「朝日美術鑑賞講座5 名画の見どころ、読みどころ 18世紀 ロココ絵画」 解説 近藤昭/大沢寛三/早川博明/大野芳材 発行:朝日新聞社 1992

 「西洋美術館」 近代T 編集委員 千足伸行 発行:小学館 1999