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 遠近法はルネサンス期に“開発”され、これにより絵画は劇的に変化していったのはご存知のとおり。それまでは“面”として描かれてきた対象物が、奥行きを獲得して“3次元時代”に突入したというわけです。

 日本において、西洋的な遠近法を意識しはじめたのは、江戸中期以降。まだ200年もない歴史です。しかし、それまで日本絵画に遠近法がなかったか? といえば実はそうではない。日本独特の遠近法もあったわけです

 なにはともあれ、遠近法は絵画の基本。しかも、制作はしない、絵画観賞専門の方であっても、その技法を知っていれば、楽しみ方は倍増します。

 どうしてかって? それは、その画家が、どうしてその構図を選んだか? という意図をも想定することができ、その絵画世界により突っ込んで入っていけるからです。

 そういった意味で、遠近法は画家の意識・意図に飛び込んでいく、どこでもドアといえるのでは…。遠近法を知ることで、絵画を自分で読み解き、自分なりの判断を行うことで楽しんでください。

 ここでは、遠近法の概要(基本)を紹介しておきます。これ以上のことを知りたい方は、専門書を読んでくださいね。

 

 

  

 

●遠近法

red05_next.gif 視点(視高)と水平線 視高によって同じ対象でもどのように変わってくるのか

red05_next.gif 視錐 対象角度によって、どのようなイメージの変化が起こるか

 

red05_next.gif 一点透視法

 

red05_next.gif 二点透視法

 

red05_next.gif 三点透視法

 

red05_next.gif 空気遠近法  

 


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